つばめ農園が麦と大豆をやる理由

どうも、草刈り戦士の近藤です。

今日は、文章が書けないけど、熱い思いを持った社長の言葉をボクが書いていこうと思います。


ある朝、小雨で仕事が始められない時に、その話は始まりました。

社長「今年から田んぼで、麦と大豆やるから。」

近藤「わかりました(ビールと味噌つくるのかな??)。」

すみません。何もわからないボクは返事しかできませんでした。

続けて社長

「今、ウチの地区も、巨大タニシの被害って凄いじゃん?だから、一回田んぼを畑にして、それで巨大タニシが減るか実験したいんだ。」

今、千葉県の田んぼで巨大タニシの被害が深刻らしく、ウチの田んぼも被害にあってます。

その被害とは、田植えしたばかりの幼い苗巨大タニシに食べられてしまうのです。。。

深刻な地域では、田植えをした次の日に田んぼの真ん中にしか苗がない。。。

なんて事もあるらしいです。

↑コレは巨大タニシの卵です。


巨大タニシは、海外から食用として関西に輸入され、需要がなく廃棄され野生化したみたいです。

そんな巨大タニシも、水がないと出てきません。そこで、社長は田んぼを畑にし、巨大タニシが減るか実験したい。という事なんです。

もし、これが成功し巨大タニシが減るようなら、地域単位で実施し徐々に少なくしよう!

という実験です。

地域の未来を見据えて社長が考えた結論です。


もちろん、一年やそこらでは結果がわかる事ではありません。数年単位の実験になるでしょう。


社長「麦と大豆はそんなにお金にならないけど、地域の為にやってみよう。

県や市はお金がなくて対処できないし、巨大タニシを殺す農薬はあるらしいけど、

使ってる地域でも巨大タニシは減ってないからね。効いてるのかわからないよね。」

続けて社長

「あと、タニシの被害がない地域でも、田んぼの電気代が高くなってる。

だから、田んぼじゃなく、水を使わない畑にして、電気代カットできたら、それも地域の為になる。

ゆくゆくは、つばめ農園の信頼につながっていけばなぁと思うんだ。」


巨大タニシ問題。田んぼに水を汲み上げる電気代の問題。米農家の高齢化。過疎化。

すべてを踏まえて、今、つばめ農園がとるべき行動を考えているんだなぁと思いました。


さて、そろそろつばめ農園にも収穫の時期がきます。

皆さんに美味しい新米を届けられます。

もうちょっと待って下さいね。